旭区で事件発生

地元、旭区さちが丘での事件。

様々な視点で考えさせられました。

 

●不動産内覧中に案内していた女性が突然刺されるという無差別殺人未遂事件。事件当日は犯人が捕まっておらず、地域は騒然に。一歩も外に出れない、という恐怖感。

でも、この緊張感はまさに新型コロナウイルスに対しても持つべきもの。国内で350人殺した殺人鬼があなたの街に潜伏しています、という話。
ウイルスは目に見えないからか、この緊急事態においてもどこかで「正常性バイアス」が働いてしまっている。
パチンコ店に行列を作る皆さん、行楽地に出かける皆さん、そこに無差別殺人犯が潜伏していても本当に出かけますか?

 

●そして、この犯人はコロナの影響によって働けず生活苦に陥っての強盗と供述。
ついにコロナ大恐慌の兆し。とうとう治安の悪化が顕在化してしまいました。
長期化すればするほど、同様の事件が起きる可能性が高まってしまいます。
緊急事態宣言が延長されれば、想定内として折り込まねばなりません。

 

●強盗殺人未遂容疑の犯人は風俗店勤務の男性とのことで、一部業界への自粛要請の難しさの側面も。
給付金・協力金の視点として、ベーシックインカムのような、健康で文化的な(最低限度の)生活を保障する視座の必要性。「補償」と「保障」の論点。

 

●出口戦略として政治家が「日本の明るい未来」を提示できていない。
今の閉塞感を取り払える、「夢」「希望」を語れるように(もちろん私自身も含めて)ならないといけませんね。